やっちゃん日記
『ワインの魅力』 パンに合うお酒といえばワインと答える方が多いでしょう。 もちろんチーズも欠かせない! ワインを楽しむためには美味しいパン・料理が必要不可欠です。
私自身、ワインは冬場の寝酒?程度にしか飲まないわけで・・・^^; よくよく考えたら美味しいパンは用意できても美味しい料理が用意できてない。 またワインを楽しむには雰囲気も大事ですし、グラスも非常に重要なアイテムの一つです。 どれか一つでも欠けてしまうとワインの美味しさが半減してしまうでしょう・・ ワインを自宅で楽しむには個人差はあれど非常に難しいと感じる訳です。
先日、ワインに精通された方のありがたいお誘いでワイン&レストラン『REGULUSレグルス』さんへお邪魔してきました。 店名のレグルス(Regulus)とはしし座を意味するようです。 オーナーシェフである里見さんは若干30歳にしてJ.S.A認定ソムリエ。 ワインを説明する表現力がとても素晴らしく、また笑顔の爽やかな好青年といった印象かな^^
木製の扉を開け店内へ入ると色々なワイングラスが目に飛び込んできました。 正直あんなに足?って言うのか?長いグラスは初めて^^; さぁ本格的なワインに挑戦です!
まずは火照った体を冷ますにはシャンパンが一番!? ☆ラルマンディエ・ベルニエ・ド・ブラン☆というフランス産を頂きました。 ちょっと調べてみました。 1880年から、シャンパーニュ地方の銘醸地のひとつ、コート・ド・ブラン地区ヴェルチュ村でシャンパン造りをする家族経営のレコルタン・マニュピュラン(自家畑からの葡萄でシャンパンを造る生産者)がこの「ラルマンディエ・ベルニエ」です。 ワイン専門誌等での評価も高く、ワイン評論家ヒュー・ジョンソン氏の「ポケット・ワイン・ブック」では『一握りの小規模ながら申し分のないシャンパン・メーカー』として紹介されています。 彼らのモットーは「自然発酵」。 畑の土に元気があるので良い葡萄ができ、結果的に葡萄に自然付着している菌などで、十分に発酵するという考えから、今では酵母菌をつかっていない数少ないシャンパンなのです♪
程よい苦味と酸味が気持ちよく、爽やかな飲み口でした^^ 有名なドン・ぺリなども以前飲んだような気がするだけであまり記憶にないのですが、初心者の私には十分に美味しすぎる味でした♪

続いて白ワイン。 ソムリエお薦めの☆ソアヴェ・クラッシコ・スペリオーレ・カルヴァリーノ☆ こちらはイタリアのビエロバン社のものです。 ピエロパン社はソアーヴェ・クラッシコ地区の中心部にあるワイナリーで現オーナーのレオニルド・ピエロパン氏の天才的な醸造技術により群を抜く品質を誇るワイナリー。 クローンの選別や剪定、健康な畑作りなど真剣に行いソアーヴェの品質向上と名誉回復に貢献、この地域を代表するまさにソアーヴェの第一人者です。
これがまた口当たりが良く、シャープな酸味とフルーティで複雑な味わいが私を魅了♪ 素人の私にでも判るバランスのとれたワインという印象でした。 ソムリエの里見さん曰く・・・白い花☆
私といえば花の名前もろくに知らず_| ̄|〇 表現力・文才の無さを痛感した訳でございます(汗;
美味しいワインには美味しい料理が必要ですよね。 今回は生ハム・トマトとゴルゴンゾーラのオリーブオイル&バルサミコ酢を頂きました^^ パンも食べたいなぁ・・の声に反応してカバンから取り出されたバゲット1本。 袋に入っていたせいかクラストは柔らかめ、クラムは詰まったタイプでソフトなバゲットです。 灰分の多いフランス産の小麦粉を思わせる風味があり、ソフトな食感の中に粉の深い味わいが感じられました。 そのまま食べて良し!オリーブオイル&バルサミコ酢をトッピングして良し! ワインとパンとの相性の良さを改めて実感した瞬間でした♪
この辺りから私は少々酔っ払い気味(笑) 美味しいワインにはトゲがある!?いや大げさに言えば魔性のお酒かも知れませんね^^; でなきゃ世界中でこんなにマニアが育たないでしょう・・ 飲めば飲むほどに美味しさの違いを感じ、さらに美味しいワインを追求していくんでしょうね!
赤ワインも飲もう! 出されたのは☆オルネッライア☆ イタリアはトスカーナ州で大変評判の高いボルドータイプのワイン「オルネライア」。 レ・ヴォルテはハンガリー人のワイン専門家であり優良なブドウ園の経営者であるアンティーノリ侯爵がオルネライアより早く飲める、また若木の香味溢れるブドウをフルに生かしたワインをつくることにこだわってつくられたカジュアル・ワインです。 オルネライア社の哲学にそってつくられるレ・ヴォルテは沿岸部のマレンマ地方の最も良いテロワールを追い求めた結果が表現されています。
赤ワインってどう表現したらいいのかな?^^; 安い赤ワインを飲んで体がブルッとした事はありますが(笑) 赤ワインとは赤(黒)ぶどうをつかって破砕したあとに皮や種も果汁と一緒に発酵させます。よって果皮の色素が赤ワインの色になります。 一般的に辛口で果皮にふくまれるタンニンから赤ワイン独特の渋みやコクが生まれます。 また苦味と異なり渋みは味としてではなく、口中の触覚として感じるといわれているそうです。 里見さん曰く、野性味あるパンチの利いたタンニンを持つワインである・・・もっと詳しく聞いたのは内緒^^; タンニンは上唇と歯茎の間にワインを含ませて感じるそうです。 実際私もやってみましたが、確かにつ〜んとしたピリピリ感を感じる事ができました^^
ワイングラスにも様々な形があり、大まかにはシャンパーニュ・白ワイン・赤ワインで違います。 さらに同じワインでもグラスの形状によってはワインの口への流れ込みが変わるため、感じる味に変化が生まれるようです。 一般的にはタンニンの強い赤ワインは大きくて口に広く流れ込むワイングラスを、それに対して酸味の強い赤ワインには流れ込みの狭いグラスを、白ワインも同様の流れ込みの狭いグラスを選ぶのがセオリーのようです。 いやぁ〜やっぱりワインって奥が深い!深すぎる!^^;
とどめの1本!?笑 ☆シャブリ・プルミエクリュ☆ シャブリという名前は皆さんもよくご存知ですよね^^ フランスの辛口白ワインの産地として有名です。 シャブリには4つの等級があるようです(知りませんでした^^;)。 .轡礇屮蝓Ε哀薀鵐リュ 全部で7つの畑があり、ラベルにはその畑の名前も書かれており、とても力強いパワフルな辛口白ワインです。 (Bougros ・Les Preuses ・Vaudesir ・Grenoulles ・Valmur ・Les Clos ・Blanchots) ▲轡礇屮蝓Ε廛襯潺┘リュ 日本語で1級という意味ですからシャブリ1級畑という名称になります。 力強く鋭い酸味とマイルドな酸味が渾然とした優れたワインを産出しているようです。 シャブリ これが普通のシャブリです。すっきりとしたリンゴ酸の効いた辛口白ワインのようです。 ぅ廛謄・シャブリ 可愛い名前なんですが、ランクとしてはシャブリの下に当たります。
とまぁ一般的にシャブリって簡単に口では呼んでましたが4等級もあったとは・・・^^; 皆さん、勉強になってでしょう!って私か!?笑
学生時代、バーやレストランでバイトしてましたが、飲む酒は決まってビールかカクテルでした。 ジンを1本空けて危うくアルコール中毒になりかけたり・・^^; 振り返るとワインと出会う機会って全くありませんでした。 今回素晴らしい機会を頂いたので、ワインを語るまではできなくとも楽しむ機会を作っていきたいと思います。
次回は私好みのパンを抱えて『レグラス』さんへお邪魔したいと思っています♪

|